車両オペレーター(国道・道道維持管理業務)
株式会社谷組では、地域の安全で快適な暮らしを支えるため、**国道239号線や道道・町道の維持管理業務を年間を通じて担っています。建設業は災害・気象と最前線で向き合う地域の守り手”として、日々地域インフラの維持に取り組んでいます。
【夏期(春〜秋)業務】

春の雪解けから秋にかけては、一般国道239号線・道道・町道を中心に、日常的な維持管理業務(路面清掃・ゴミ拾い・除草・路面補修)を行っています。
しかし、私たち建設業の本領が発揮されるのは、台風・集中豪雨・洪水など、自然災害が発生したその“瞬間”からです。

• 災害発生時の初動対応は建設業の使命
大雨や土砂崩れ、倒木による通行止めなどの異常事態が発生した際、谷組は関係機関と連携しながら地域で最も早く現場に駆けつける存在として、緊急出動します。
• 応急処置から本格復旧まで一貫対応
冠水した道路への土のう設置、流木の撤去、通行止め区間のバリケード設置、応急復旧工事など、現場ごとに柔軟かつ迅速な判断と対応が求められます。被害が広範囲に及ぶ場合でも、地域の暮らしが一日でも早く戻るよう、昼夜を問わず作業に当たります。
• 地域の「安全インフラ」を守る最前線
災害が起きたその時、建設業の役割は“誰かがやる”ものではなく、“私たちがやる”という覚悟で行動しています。地域住民にとって、谷組の活動は「安心の象徴」であり、地域の安全インフラを担う縁の下の力持ちです。
【冬期(11月〜3月)業務】

北海道の冬は、時として人や交通の生命線を断ちかねない厳しさがあります。谷組では、国道239号線をはじめとする下川町内の主要道路の除雪・排雪作業を通じて、地域の“暮らし”と“命”を守る重要な役割を担っています。
具体的には、以下のような業務を行っています。
• 降雪直後の迅速な除雪対応:夜間・早朝問わず、降雪量や天候状況に応じて適切なタイミングで出動。安全で通行可能な道路状況を維持します。
• 排雪・雪山処理作業:除雪車で集めた雪を雪捨て場へ運搬し、道路幅の確保と視界の安全を守ります。特に交差点やバス停付近は重点的に対応。
• 吹きだまり・視界不良への緊急対応:暴風雪によるホワイトアウトや吹きだまりが発生した場合には、立ち往生車両の救出や交通の確保を最優先に作業を進めます。
• 人命・生活動線の確保:救急車が通れるよう除雪ルートを優先的に整備したり、高齢者や独居世帯の生活道路を確保するなど、地域福祉とも連携しながら対応しています。

これらの作業は、早朝2時頃からの始業や、深夜まで続く作業となることもあります。安全第一で確実な作業を行うために、GPSや無線通信によるリアルタイムの情報共有、適切な車両整備、チーム間の連携を徹底しています。
谷組の冬季維持作業は、単なる“除雪”ではなく、地域の命を支える最前線の業務です。

