工事部工事課

■ 土木課紹介〜地域の未来を築く、確かな技術と信頼〜

株式会社谷組は、北海道下川町を拠点に、公共土木工事を通じて地域のインフラ整備と安全な暮らしの実現に尽力しています。私たちの土木部門では、道路の新設・改良工事をはじめ、農業土木、橋梁補修、河川修繕など、地域の「生活」と「生業」を支える工事を数多く手がけています。

地域の「道」は、人と人、物と物を結ぶ命綱です。谷組では、生活道路から主要幹線道路に至るまで、地域の交通環境の整備を担っています。冬場の除排雪で蓄積された地域の道路特性への理解と施工技術を活かし、走りやすく・安全で・長持ちする道路づくりを目指しています。

農業は地域の基盤産業の一つです。当社では、圃場整備や農業用水路の改修などを通じて、生産効率の向上と農業の持続可能性を支えています。農家の方々と直接向き合いながら、地域の風土や農法に即した土木工事を実現しています。

地域に架かる橋は、人々の生活を支える大切なインフラです。老朽化が進む橋梁に対して、谷組では予防保全型の補修・補強工事を行い、長寿命化を図っています。構造物の健全性を保つことで、地域の交通網の信頼性を守り続けています。

近年、台風や集中豪雨による自然災害が頻発しています。谷組は、護岸整備や水路改修、災害発生時の緊急復旧対応などを通じて、地域の「命」と「財産」を守る役割を果たしています。地域密着企業として、いち早く現場に駆けつける機動力と判断力を強みとしています。

工事の品質は、「管理」によって支えられています。谷組の土木施工管理職は、現場作業を統率し、安全・品質・工程・コスト・環境のすべてをコントロールする「現場の司令塔」です。

具体的には：
• 発注者との打合せおよび契約内容の確認
• 施工計画の立案とスケジュール管理
• 資材・重機・人員の手配と配置
• 工事の品質確認、安全対策の徹底
• 施工写真の撮影・整理、各種報告書・完成書類の作成
• 原価管理やコスト調整、帳票管理

現場によっては、2〜3名体制でチームを組みながら**「ものづくり」ではなく「ことづくり」を実践**しています。CADやICT施工管理、ドローン写真の活用など、技術革新にも積極的に対応しており、次世代の施工管理のあり方も追求しています。

土木工事の本質は「地域を守り、未来へつなぐこと」。谷組では、住民の皆様とのコミュニケーションを大切にし、地域に根ざした誠実な施工を心がけています。公共工事で培った技術力と信頼関係を礎に、これからも持続可能な地域づくりを推進してまいります。